烏帽子岳 鳥兜の憂い(H20.10)

トリカブトうっかた(奥様)が温泉に行こうと言う。
新湯温泉が良いと言う。
新湯温泉と言えば新燃岳を初めとして霧島へ登る時の出発点になるところ。
それではとあまり登ることのない烏帽子岳へと登ることに。

烏帽子岳は988m、霧島のレギュラーコースを大きく外れているので、日頃は登る人が少ない山です。
標高が1,000m近いといっても上り口が900mを越えているので気楽に登れます。
ゆっくりと登っても3時間ほどで帰ってこれるでしょう。
あまり山にのぼっていないうっかたには丁度良いハイキングコースです。

出発は例によってゆっくりとした感じで11時過ぎにようやく家を出る羽目に。
上り始めたのは12時です。
新湯温泉入り口には車がそこそこ止まっています。
皆さん、此処から何処に行ったのでしょうか。
噴火しているので新燃岳方面には少ないと思うのですが。

車も通れるほどの林道を歩いていきます。
途中で何人かすれ違いました。
日頃は登る人が少ないコースですが、秋晴れに誘われた人たちでしょうか。
30分も歩くと小屋がありました。
山の仕事に方々が使う小屋でしょうか。
周りには薄が穂をたなびかせています。

そこから10分ほどで登山口です。
ここで林道を外れて林に入っていきます。
暫くは杉林でしたが直ぐに雑木林になり、木漏れ日の光の中を緩やかに登って行きます。
「あっ、トリカブトだ」
突然に道端に現れた一輪の青い花に目がとまりました。
前に見たのは何時だったでしょうか。
久々に目にした可憐な花。
「えっ、これが、綺麗じゃない」
うっかたも覗き込みます。
「あっ、知らなかったんだぁ、まずかったかなぁ」
「霧島鳥兜殺人事件」という推理小説のようなタイトルが頭をよぎります。
トリカブトとカタカナで書くと、その猛毒の方を思い浮かべてしまう花です。

分岐がありました。
山頂を迂回して次のピークへ進む道です。
ここから山頂へ一気に登っていきます。
山頂まで1時間、展望はないですが遅めの昼食をとります。
気がつくと周りにはトリカブトの青い花がチラホラ。
間違えて食べないように・・・。
二輪草や蓬と間違えて食べる人もいるそうです。
葉っぱが似ています。

さて・・・ついでだからと展望が良いとガイドブックに書いてある次のピークまで行ってみることにしました。
意外に急な道を下っていくと分岐がありました。
先ほどの分岐のから来た道と合流です。

展望の良いとあるピークも木々が大きくなったのかそれほどでもありません。
木々の間から高千穂峰や栗野岳などを眺めつつ、ここで食事をした方が良かったかも知れないと少し後悔しました。

帰りは烏帽子岳には登らずに迂回路を進んでかえりました。
3時間ほどでそれほど汗もかかずに森の中をすすんで気持ちのよい山行でした。
帰り道、あけびを少し見つけました。
ほとんどは鳥達が食べ終わっていましたが。
山には紅葉の走りはありましたが、まだまだ深緑の趣でした。

霧島・烏帽子岳 登山記録


平成20年10月18日 土曜日

参加者 私とうっかた

12:05 新湯前バス亭(登山開始)
12:30 小屋
12:40 烏帽子岳登山口
13:05 烏帽子岳山頂(昼食)
13:38 展望ピーク側の分岐
13:45 展望ピーク
13:52 展望ピーク側の分岐
14:05 登山口側の分岐
14:12 烏帽子岳登山口
15:10 新湯前バス亭(下山)

高千穂峰 東神社コース(H20.10)

高千穂峰の逆鉾霧島連山で一番高いのは韓国岳です。
標高1,700m。
しかし、霧島連山の盟主と言えば、高千穂峰と思うのです。
標高こそ1,574mで韓国岳に最高峰の座をゆずりますが、大きな火口を擁き天を突くようにそびえる雄々しい姿は霧島連山盟主の趣です。
その、天孫降臨の言い伝えを残す山に久々に登りました。
今回のコースは宮崎県側の霧島東神社からのコースです。
霧島連山の数あるコースの中でも、最もハードなコースでしょう。
往復するのもつまらないので、下りは高千穂河原へのレギュラーコースを降りることにします。
高千穂河原に集合、車を1台おいて御池の方に移動します。
今回は3人のこじんまりとしたメンバーです。

神社境内に登山口があるのも珍しいですね。
いつものように東神社におまいりしてから上り始めます。
しばらくは杉の林の中を抜けて行きます。

「あっ」、前の方を歩いていた1人が立ち止まります。
「なにっ!」、「ひるっ!」。
良く見ると茶色の5cm位の山蛭が落ち葉の上を私に向かって這っていました。
1匹、2匹・・・そこそこいそうです。
そういえば、上り口にヤマヒル注意と書いてありました。

このコースは流石に登る人も少ないようです。
会ったのは福岡からきたという団体さん。
そして・・・昨日から帰っていないというおじいちゃんを探している人たち。
そういえば、先ほどからヘリが上空を回っています。
御池の方から登ってかえっていないということです。
怪我などしていないと良いのですが。

そろそろお腹がへってきたなと時計を見ると12時。
ちょうど二子岩についたので、ここで食事にします。
登りはじめが9時30分ですから2時間半です。

このあたりから薄野が広がっています。
薄野の中を一筋の伸びる登山道、その先には覆被さるように山頂が迫っています。
そしてその上には秋の青空と白い雲。
素晴らしい光景です。

二子岩を過ぎて薄野を登ると御池からの合流点、それから直ぐに皇子原からの合流点。
この辺りにくるとすれ違う人も多くなります。
そういえば此処には鳥居があったはずとみると、横木がなくなり2本の柱だけになった鳥居が残っていました。

今回はセンブリを愛でる山行でもあります。
小さい白い花をつけたセンブリが登山道の脇にひっそりと咲いています。
ちょっと葉っぱを口に入れて見ました。
苦い!、一番小さい葉っぱ1枚ですが、その名に偽りは無いようです。

ダマシを越えると山頂が見えてきました。
頂上の日の丸が大きく見えます。
ようやく山頂です、1時40分、4時間ほどでした。
やはり人気の山で、頂上には沢山の人がいます。
お鉢の方をみると登る人、降りる人が蟻のように列をつくっています。

下りはお鉢をまわってガレ場を下っていきます。
いつものことですが、歩きにくく閉口します。
なんども尻餅をつきながらなんとか高千穂河原まで。

高千穂峰 東神社ルート 登山記録


平成20年10月12日(日曜9
参加者 私とダブルAさんの3人

9:30 東神社 登山開始
12:00 二子岩 昼食
12:45 御池コース分岐
12:50 皇子原コース分岐
13:30 高千穂峰山頂
15:00 高千穂河原
プロフィール

谺

Author:谺
田舎にようこそ
数年ほど前に鹿児島のとある山里の古民家に移住し、昼は野山を、夜はネットを徘徊しています。

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