俵山・冠ヶ岳縦走(阿蘇外輪山)(H19.9)

俵山夜明け前の東の空が、下のほうから明るくなり始めました。
明けの明星が明るく輝き日輪の先導役を務めています。
ここは高速道路、溝辺のパーキングエリア。
4台の車と15人の山好きが集い、これから向かう阿蘇、俵山・冠ヶ岳のことなどを三々五々と話しています。
いよいよ出発です。

鹿児島を出発して3時間後、9時に俵山の登山口から登り始めます。
俵山麓の展望台からは阿蘇の山々が目の前に広がって勇壮です。
これから6時間ほどの間、この阿蘇の山々の風景が消えては現れて私達を元気付けてくれることになります。

今回は交差縦走です。
8名と7名に分かれて俵山からと地蔵峠から登ります。

俵山直下はススキ野でした。ススキが朝日に照らされ優しくゆれています。
そのススキを過ぎると鮮やかな紫色のツリフネソウが出迎えてくれました。
今日は花を愛でる山行でもあります。

俵山は緩やかな稜線を目の前に広げています。
その前面は一面にススキの山肌に一本の登山道の筋があるだけです。
何も掴む物もない急登です。

上り詰めて右手の方に暫く進むと俵山山頂、1095mです。
そこで休みながらこれからの道程をたしかめます。
「あの鉄塔まで行くのよ」
「あれ?」
「いいえ、あっちの遠いほう」
今回は非常用パワーのを絞りださないといけないかも。

沿道にはマツムシ草が咲いています。
今日の空を映したような薄い青色の花びらです。
今回は最後までマツムシ草や秋の花々に励まされました。

俵山からの道のりは、それほど高くはありませんが、決して楽でもないピークを幾つか登り降りしながら進んで行きます。
マツムシ草の季節という事もあり、登山客の団体とよくすれ違います。

ちょっと早いですが、見晴らしの良い小高い丘で昼食です。
すでに太陽は高くなり、遮る影もないので崖淵に腰を置き吹き上がる風に涼をとりながらの昼食です。
きょうは暑い山行になりました。

「ヤッホー」・・・「ヤッホー」。
即行で帰ってくる声は、木霊でなく交差縦走の相手です。
12時30分、無事にランデブー、朝わかれて3時間半ですが妙に懐かしさがこみあげてきます。
「ここを登ったら後は横歩きよ!、頑張って」、信じても良いのかなぁ。
車の鍵とエールを交換して、おのおの自分の目的地に向かって歩きはじめます。

冠ヶ岳は登山道を右に折れて往復30分の折り返しです。
小学生位の女の子が1人、仲間に加わりました。
しばらく林道をすすむと山頂です。
山頂からは車道も見えて今日の山行が終りに近い事を教えてくれます。
いつの間にか女の子のお父さんも加わり山頂のひと時をすごします。

もとの登山道まで戻り「地蔵峠 60分」の道標を右に曲がってフラットな林道を進みます。
最後の休憩をとって10歩ほど歩くと車道、「おやっ、何だ?」と思うまもなく車道を横切ってまた山道に入っていきます。
そして御地蔵様の祭られた丘にたどりつきました。
今日の終点です。
6時間の山行でした。

逆のチームにトラブルがあり最後はちょっとバタバタしましたが、マツムシ草をはじめとした秋の花々を愛でながらの山行でした。

俵山・冠ヶ岳 登山記録


山行 阿蘇 俵山・冠ヶ岳 交差縦走
参加 俵山→地蔵峠組 7名
地蔵峠→俵山組 8名
5:50 溝辺パーキング集合、出発
8:50 俵山登山口 登山開始
10:30 俵山 山頂
12:30 交差の相手組と合流
13:50 冠ヶ岳 山頂
15:10 地蔵峠 到着

韓国岳(H19/9)

韓国岳山頂9月は休日の多い月です。
今週は敬老の日がハッピーマンデーで3連休、じっとしている訳にはいきません。
若いもんを無理やりに連れ出して韓国岳にちょっと。

台風が掠めていったようで雲の多い空です。
何時もよりも早く山に向かいます。
妖しい天気と早い時間のせいか、登山口には車がありません。
準備もそこそこに登りはじめます。

1合目、2合目、ぽっちゃり型の連れは意外に元気です。
私の前をどんどん登っていきます。
「最初は抑えろよ」
ちょっと牽制。

3合目、一番きついのがこのあたりです。
天気は時折小雨の降る程度で、いま頃の登山ではかえって良い按配です。
休んでいると後からのおじいさんが先にいきました。
そのおじさんを4合目あたりで「お先に」と追い越して5合目です。

ここで一休み、リュックをおろして、連れは煙草を、わたしは雨よけのウィンドブレーカを出します。
件のおじいさんが「お先に」。
「あのおじいさん、やすんでないですよねぇ」、連れが驚く。

これからは坂が緩くなるよと連れに言いながら頂上を目指します。
頂上には二人組の先客、そして件のおじいさん。
「えぇ~、82才ですかぁ」、そんな声が聞こえてきました。
なんと毎週登ってきてるとか。
恐れ入りました。
敬老の日、敬うには十分な元気の持ち主でした。

頂上はガスで一面真っ白、そして風。
そうそうに大浪池へ降りていきます。
今日は、大浪池からえびのへ向かうルートで帰ります。
降りる途中、右足に違和感が。
そうです、あの霧島往復縦走の感じです。
ちょっと不安です、来週は阿蘇の予定。

大浪池まで下り終わって非難小屋で昼食。
カップラーメンを作ります。
山での食事は何でも美味しいものです。
連れも満足そう。

また一緒に登ろうね。

韓国岳 登山記録


コース 韓国岳-大浪池・韓国岳非難小屋-えびの高原
参加者 私と若者1名
7:50 えびの 登山開始
8:29 5合目
9:04 韓国岳頂上
9:52 大浪池・韓国岳非難小屋
11:31 えびの 下山

霧島往復縦走(H19/9)

霧島縦走路私はまだ、霧島の縦走をしていません。
縦走をしていないとモグリだという者もいて奮発、往復縦走に参加する事にしました。

まだ暗いうちに集合場所の高千穂河原キャンプ場へ。
昨夜からの泊まり組みの気合の入った仲間達にもぐりこみちゃっかり朝食を。
そして暗いうちから出発です。
高千穂河原から韓国岳までの往復です。

中岳直下の頃には明るくなって、中岳急登を一気に登ります。
中岳頂上、まだまだ元気です。
休みもほどほどに新燃岳に。

新燃岳頂上、まだまだ元気です。
みんな休みもせずに進みます。
新燃岳の独特の火口湖に時折朝日が差し込みます。
火口壁は低い光に照らされながら霧が這い上がるように登っています。
幻想的な風景です。

コルの十字路で5人と別れます。
男性2人はこれから沢とか、女性3人は旧道を通って新湯に下るとか。
ちょっと心が揺れます。
この揺れにまかせて女性組みと共に行けば良かったと後から思うことに。
ここから4人で韓国岳を目指します。

獅子戸だけでは置き水を。
どうせ戻ってくるので不要な水を一先ずここに置いていくことに。
すこし身軽になったような気もして、健気に韓国岳を目指します。
このころから霧も晴れ、青空が見えるようになって来ました。

天気予報が芳しくなかったので、縦走路にしては珍しく人にあいません。
まぁ、早いこともあります。
まだ8時です。
韓国岳頂上も9時30分に着いてしまいました。
出発したのは5時30分、4時間の道のりでした。

まだ昼食には早いので、軽く果物などを食べて戻りにつきます。
果物、毎回の差し入れは有り難く頂きます。
韓国岳を下り終わるころから右足に違和感が。
下りはどうもねぇ。
登りは問題ないのだけど。
獅子戸岳の下り、ちょっと痛い。

「ここから食べ物、飲み物は控えましょう」
リーダーが声をかけます。
そうです、先に下りた女性組みが素麺を用意して待っているのです。
素晴らしい。
それにしても彼女らは待ち遠しいことでしょう。
あと2時間くらいは掛かりそうです。

無難に進んで中岳の下り。
やっぱりちょっと痛い。
皆さんに先に行って貰い、ゆっくり降りていきます。
歩けないほどではない。

降りてきたら女性組みのお出迎え、そう、素麺と一緒に。
嬉しいです。
既に霧も晴れ、高くなった太陽に体力も限界一杯です。
冷たい素麺が喉を通って行きます。

ところでこの往復縦走、えびの高原を目前に韓国岳から引き返している。
つまり高千穂河原とえびの高原の間を完破していないので、往復縦走なれど霧島縦走としては認めないとか。
もうモグリのままでもいいかもしれない。

霧島往復縦走 登山記録


霧島往復縦走 高千穂河原-韓国岳往復
参加 男性5名、女性4名、往復縦走は男性3名、女性1名。
5:31 高千穂河原 登山口
6:30 中岳山頂
7:03 新燃岳山頂
7:32 新燃岳・獅子戸岳 鞍部
7:55 獅子戸岳山頂
9:33 韓国岳山頂
11:13 獅子戸岳山頂
11:57 新燃岳山頂
12:24 中岳山頂
13:13 高千穂河原 下山
プロフィール

谺

Author:谺
田舎にようこそ
数年ほど前に鹿児島のとある山里の古民家に移住し、昼は野山を、夜はネットを徘徊しています。

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