烏帽子岳のゆったりとした一日(H19/4)

千里ヶ滝先週とうって変わって綺麗な青空。
きょうはとってもウキウキです。
人生最良の日っぽい日です。
先週は人生最悪の日っぽい日でした。
何時ものように何時ものところで、何時もより遅い待ち合わせ。
きょうは烏帽子岳だそうです。
初めて登る山です。
霧島連山の前山という感じの山で、1000m弱の手ごろな山です。
山に性別があるならば、霧島烏帽子岳は女性の山でしょう。

9時から霧島神宮裏から登りはじめます。
車で行けば数十分の道のりを車道にそって遊歩道をあるいて行きます。
そんなに登りはなく、ゆっくりと楽しい道のりです。
効率ばかりの日常の対極にある無駄ばかりの休日です。

烏帽子岳は新湯から辿るのが普通のようです。
でも、今日は無駄を重ねて霧島神宮から目指します。
今は通る人もいない、かっての遊歩道を進んでいきます。

途中、千里ヶ滝に寄り道です。
この滝はひと筋のとっても綺麗な滝です。
瀑布という壮大さも良いですが、一筋の滝はその潔さで見事。
ただ、その坂、急で、子を擁く親の辛さと強さ、そして優しさを目の辺りにしました。
それだけでも今日の価値の大きさを感じます。

大いなる回り道をして新湯からの道に合流です。
ここで昼餉。
烏帽子岳には一気に登って最初のピーク。
ここは展望なく、そのまま次のピークへ。
ここは展望良く、今まで見たこともない形の高千穂峰を堪能。

さて、ここからの下りがいい加減。
いやいや、ルートが曖昧。
ただただ下の方に杉林を下るだけ。
まぁ、私のビンタ地図でも下れば道に出ると書いてあります。
多少、思惑とずれても大通りにでて今日の素敵な一日は終りです。

9時から登り初めて2時で下山。
最上標高980mの一日でした。
考えてみれば山登りは無駄の一言。
ムリ・ムラ・ムダの撲滅などと言っている日常の対極にある非日常。
効率べったりじゃやっていけません。

雨の霧島 大浪池南直登ルート(H19/4)

雨の山行でした。
週の半場から傘マークが気になる山行予定でした。
最近の天気予報はよく当たります。
しかも、超雨男も参加しているようです。
今日は新湯から大浪池に直登するコースで初めてです。
新湯から大浪池東回りの電波塔までの電力線を辿る用に登って行きます。
このコースは登る人もほとんどいないコースですね。
12人のメンバーです。
9時から登りはじめて11時前に大浪池に着きました。
ここで早い昼食です。女性の同行者から差し入れが嬉しいひと時です。

大浪池から韓国岳も直登コースで結構な急登です。
途中で雨が降り始めましたが、雨具は上着のみで軽く・・・これが判断の誤りでした。
いつもなら登山客でにぎわう韓国岳山頂も今日は誰もいません。
この頃には雨は本降りになり吹き上げる風に震える羽目になりました。
それでも元気な人たちは記念写真など取っておりまいた。
私はパス。

韓国岳から獅子戸岳へと向かいます。
ここの下りは予想道理に大変な状態でした。
レギュラールートの賑わいで抉れた道が川のようです。
あちらこちらで誰かが滑っています。
人間があたふたしているのを蛙が出てきて眺めています。

獅子戸岳へ着く頃には開き直って雨の中をびちゃびちゃと進みます。
ここを下るときは凄まじい吹き上げの風にのって雨が下から降ってきます。
もう早くおりることだけ考えて俯きながら降りるしかないです。

いつもならツツジの咲いている鞍部も、このまえの寒波の影響か蕾が固いようです。
これにはちょっとがっかり。
「きょうは雨の山行の訓練かぁ」
そう思っていると目の前に黄色く垂れた花が広がりました。
霧島ミズキです。
数輪の黄色い花が房になって垂れています。
水木というくらいで、雨にとても似合っていました。

車についたのは5時でした。
いつもの倍ちかくの時間をかけての行程でした。
おりた後は一目散に温泉に直行です。
温泉でやっと生き返った心持でした。
随分とつかれた山行でしたが、たまには雨の霧島も良いかもしれません。

霧島連山 樹海を歩く(H19/4)

霧島樹海「ここから新燃岳、獅子戸岳方面へのコースは旧登山道が途中から全く不明になっておりルートファンディグのできる山の経験者、ベテラン以外の一般登山者、初心者には困難で危険をともないますので、利用しない方が賢明です。経験者の方でもテープ等の目印に十分注意してください。」

きょう行ったコースの入り口にある立て札に書いてありました。
そうです、きょうはこのコースを二人で歩くのです。
連れは迷った経験者、わたしはその連れに連れられての初コース。
この立て札が否応なく不安をつのらせます。

いつものとおり、いつもの時間に、いつもの場所で待ち合わせて、高千穂河原から山中に入っていきます。
しばらく歩くと件の立て札が現れます。
さて、ここから1時間ほど目をかぁっと見開いて赤い目印を探し、探し、進んでいくことになります。

朝方は暖かく見守ってくれたお日様も雲隠れです。
葉の落ちた木々の間に風が通り抜けると心細さだけが膨らんできます。
「ここで猪が出てきてねぇ」
「ここで迷ったの」
「あっ、鹿の骨・・・」
連れは私を元気づけるつもりは無いようです。

そんなこんなしているうちに樹海も潜り抜け、連休の頃には花園になるという草原を通り抜け、見慣れたルートに出たところで昼食です。
昼餉の頭上では、いつしか烏どもが集まって様子見です。
烏どもは集まって何を相談しているのか、どう見ても祝福に集まっている様子ではありません。
でも、あとはご存知の縦走ルートを戻るだけです。

新燃岳の碧の火口湖は、いつもより水を湛えてさらに妖艶です。
その火口の淵を歩きながら短歌の話など。
今日も心細くも楽しい一日でした。
次は花園を愛でに来ないといけないですね。
翠深まり赤い目印が見づらくなる頃。
プロフィール

谺

Author:谺
田舎にようこそ
数年ほど前に鹿児島のとある山里の古民家に移住し、昼は野山を、夜はネットを徘徊しています。

このサイトはそんな田舎暮らしの日々と、暇つぶしに作る短歌の話などを書き綴る備忘録的ブログです。

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